長女は先週10ヶ月を迎えた。
(すっかり月バースデーを忘れていて、気がつけば2日過ぎていたのだが、当の本人はそんなこと知る由もなく日々成長を続けている)
ということは、このブログをお休みしてから10ヶ月が経つということになる。
「しばらくブログをお休みします」って
しばらくってどれだけやねん!と自分でつっこみつつ
ブログも閉鎖かと思われましたが、木の葉も一段と色づくこの10月の良き日に突然復活します。
みなさまお久しぶりです。初めての方ははじめまして。
娘は2週間ほど前からこちらのクレッシュ(保育園)に通い始めた。慣らし保育が一通り終わり今週からまとまった時間をクレッシュで過ごすこととなる。そうして得たこの自由な時間でようやくブログ再開となる。というのは真っ赤な嘘で、時間なんてのは正直いくらでもあったのだが、ネタがなかった。というのも嘘で、ネタなんかは探せばいくらでもあった。
兎に角、突然気分がのってきたんで、理由はそれ以上でもそれ以下でもありません。
ところで、パリでは保育園を見つけることが、新米パパママに課せられた初めてにして
最大の試練ともいえるだろう。妊娠6ヶ月から登録しているにも関わらず、希望のタイミングで空きを見つける(正確に言えば“みつけてもらう”)のは至難の技だ。
役所の担当部署に何度も足を運び、インターネットのアクセスを頻繁に更新し、希望するクレッシュの説明会に参加(顔を覚えてもらう)した折に直筆の嘆願レターを手渡し、私立のクレッシュ(値段は公立にくらべてはるかに高い)にもプレアンスクリプション(仮申し込み)を複数行い、区長宛に嘆願レターを送りつけ、勤め先のクレッシュにも問い合わせ、思い当たることはぜーんぶやって年2回の大きなコミッション(選考会)に希望を託すが、結果は
待機リスト入り。
この選考基準、いろんな憶測やそれらしい意見が飛び交うが、正直
不透明である。
(妊娠6ヶ月になったその日、朝10時に市役所にクレッシュの申し込みを済ませてきたから、少なくとも先着順ではないのだろう。)
しかし、一般的なことを言うとしたら、プライオリティーが高い家族から順番に席が決まっていくということだ。
フランス人の友人には「(うちは)まったくもってプライオリティーが低いので絶対にクレッシュに入れない」と断言されてしまった。
理由は・・・収入が高すぎる。
誤解のないように説明しますけどね、うちははっきりいって普通ですよ。日本の基準でいえばごくごく普通の生活をしています。
ただ、ここは移民大国フランス。そりゃー扶養する子供が5人も6人もいるアフリカ系家族と共働きで子供1人のうちとじゃどっちが優先順位が高いのかっていう話。それでいて少子化とは程遠い実情。受け入れ施設がもういっぱいいっぱいなんですって。
でその友人のアドバイスは、
泣け。
毎日保育園の前で座り込んで泣け。という過激なものであった。
泣き落としでわが子の保育園の席を確保した友人がいるということだ。
これは・・・できない。日本人の私には一番できないタイプのことだ。
しかしそうでもしなければ、手に入らない保育園の席。
これは育休延期かも・・・と諦めかけた矢先に突然開けた扉。
その真相とは・・・


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